今夜 連れ出してよ
音楽が流れて人がいて
みんな若くて生き生きしてる場所へ
君の車に乗っていると
家になんて二度と帰りたくない
帰る家なんてもうないんだから
今夜 連れ出してよ
人がいるところを見てみたいんだ
彼らの生活を覗きたい
君の車に乗って
ああ 家の前には降ろさないでくれ
あれは僕じゃなくて彼らの家なんだ
僕はもう 歓迎されない
今夜 連れ出してよ
どこへだってかまわない
薄暗い地下道で
「神よ とうとうチャンスが訪れた」と思った
しかし突然 奇妙な恐怖に苛まれ
僕は言葉が出なかった
今夜 連れ出してよ
どこへだってかまわない もう何でもいい
君の車に乗っていると
家になんて二度と帰りたくない
帰る家なんてもうないんだから
そんな場所は どこにもないんだから
もしも2階建てバスが
僕らに突っ込んできたとしたら
君のそばで死ねるなんて
なんて素敵な最期だろう
もしも10トントラックが
僕たちふたりを殺してくれたら
君のそばで死ねる
そんな悦びは僕だけのもの
そこには光がある
二度と消えない光が……